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異形断面

テーパー形状・複合構造(芯鞘・サイドバイサイド・サンドウィッチ)や中空糸・異形モノフィラメント製造ができます。

異形 説明
円型断面 最も基本的な形状。強度や耐摩耗性、直進性に優れるため、取り扱いが容易です。
サイドバイサイド断面 2つの異成分または異なる色を並列に配置した構造。収縮率の異なる素材を張り合わせれば、自らクリンプするストレッチ性に優れた糸になります。
サンドウィッチ型 両サイドの樹脂で真の樹脂を挟み込む構造。芯鞘構造と異なり、挟まれた成分の表面も露出していることが特徴。異成分の組み合わせが可能。また、異なる2色の組み合わせで外観の色合いが表現できます。
芯鞘型 芯成分を鞘成分で覆うような構造。その比率は1:9、2:8、5:5等、様々。芯に高物性ポリマー、鞘に低融点ポリマーを使用することで熱融着性を付与するなど、単層構造では不可能な機能性を付与することができます。
中空断面(多孔穴) この特殊な構造は20%の中空率を維持しながら、円形断面に近い強度を維持できます。軽量化、保温性、嵩高性等の付与や光の屈折・散乱による独特の光沢感が持たせられます。
中空断面(花びら型) 花びらのような形をした独特の断面形状。切り込み部分があり、接触摩擦係数が低減するのが特長。摩擦に対する強さは欲しいが一定の強力がかかると切れて欲しい、という安全対策用途に最適な構造です
中空断面(チューブ) 繊維内部に大きな空洞があり、比重が非常に小さい。また空気層を多く含むので、非常に保温性に優れている。繊維内部に糸などを通してカバーリング材の代用も可能。中空と樹脂層の比率は調整が可能です。
五角形・六角形・星型 五角形、六角形、星形等の多様な断面を作ることが可能。角があることで素材同士が引っかかりやすくなるアンカー効果や切削効果も付与される。テニスでは、スピン性能を付与するために異型断面が使用されているものもあり、要望に応じた最適な断面形状の提案が可能。
ダルマ型 メガネのナイロールフレーム用特殊ナイロン糸(ダルマ型)として展開。フレームに通す側とレンズ溝に合わせる側の形状が異なっており、レンズを確実に固定するための繊細な形状コントロールが要求されます。
楕円 楕円形状のモノフィラメントは糸同士が伱間なく重なりやすくなる、接地面が小さくなる(大きくなる)などの特長があります。ご要望に沿った長径短径のコントロールが可能です。
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